【研修用】中高生文法コース 指導マニュアル(岩井流・セルフスタディ介助術)
1. 指導の基本理念
本コースの目的は、解説を読み込み、自ら解決する「自学自習の力」を養うことです。 先生の役割は「教える人」ではなく、生徒が正しく理解できているかを確認し、学習の質を高める**「介助者」**です。
2. 準備物:2冊の問題集の使い分け
生徒には、全く同じテキストを2冊用意させます。
- 1冊目(書き込み用): レッスン中の演習、自己採点、訂正、解説の読み込みに使用。
- 2冊目(チェック用): 書き込み禁止。間違えた箇所の「印」のみを記入し、先生への口頭テストに使用。
3. レッスンの具体的な流れ(1サイクル)
① 導入:効率的な意味確認(※時間短縮のため)
- 先生は解説ページの例文を指し、英文の音読は省略して、最初から日本語訳だけを生徒に言ってもらいます。
- 準2級・2級を目指す生徒は基礎概念を知っているため、訳せればOKです。
- 先生は、先生用テキストで**赤線が引いてある「高校内容の重要ポイント」**を簡潔に伝えます(生徒に注意を促す箇所です)。
② 演習:自己学習タイム
- 先生は「解説をしっかり読み、自分で大事なところに赤線を引いてから、右側の問題を解きなさい」と指示し、一度離れます。
- 生徒は1冊目に回答し、自分で丸付け・赤ペンでの訂正・解答集の解説を熟読します。
- 重要: 1冊目で間違えた箇所と同じ場所に、何も書かれていない2冊目へ「印」を入れます。
③ 検証:先生によるチェック
- 先生は、生徒が赤字訂正した「1冊目」を手に取ります。